The 80,000 Hours Career Guide を聴いた
80,000 Hours はイギリスの NPO で、40年間 x 50週間 x 週40時間 = 80,000時間はたらくとして、そこで世の中に良い影響をあたえていきましょうよ、ということを訴えている。
私は、The 80,000 Hours Podcast on Artificial Intelligence をいつか聴こうと思って積んでいるので、"80,000 Hours" という名前は認知していたけれど、実態はよくわかっていなかった。
2025年の8月に、ふと自分のキャリアについて、走りながら聴けるものはないかなとみていたら、The 80,000 Hours Career Guide をみつけて、AI 特集より先にこっちを聴いてみた。
けっこう面白いし、大志があって良かった。わたしは自分のやりたいこと/できることを中心に仕事をえらんでいて、世の中にどんな影響を、というのはあんまり考えてことがなかった。対象とする人々は、私よりだいぶ若くてエリートじゃない、とも思うけれど、そうやって自分を対象外にするのはあんまりよくないのでは、とも思う。
効率的利他主義
80,000 Hours は、効率的利他主義 (Effective Altruism) の流れをくんでいて、キャリアガイドでもそういう部分が多々ある。たとえば、先進国で生きる我々は、医者になるよりも、収入の10%を Against Malaria Foundation に寄付したほうが10倍近く効果があるぞ、みたいなはなしを真面目にしている。
In the previous article, we estimated that a typical doctor in clinical medicine saves three lives over their career. So by donating 10% of your income, you could achieve around 10 times as much impact.
自分が住むコミュニティというのを無視して、すぐさま地球レベルの最適化に走るところに、なにか嫌さはあるけれど、一方で、自分の通貨が現地通貨に対して強く、収穫逓減が起こっていないところに、資源を投下すると良い、ということ自体には理があって、おもしろいと思ってしまった。