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説明

中学校にはあまり行かなかった

中学校にはあまり行かなかった。

なので「不登校は問題で、無理矢理にでも学校に行かせるべきだ」という人々をみると不安に思うし、自分の子供が学校に行きたくないとき「とりあえず行ってみると楽しいよ」なんてなだめていると欺瞞を感じる。学校、行ったほうがいいけれど、そこまで楽しいものではないと思う。

私自身は、中学校の二年間くらいを行かずにすごしたあとに、となりの市の工業高校、自己推薦で私立大学の工学部、半年留年して新卒で正社員と、20代の中頃までにはなんとか普通のところによせていって、いわば人生の立て直しをやっていた。

ただ、そこから、アメリカの会社の日本支社に転職して、そこから本社に転籍、さらにスタートアップへと転職を重ねていって、40代のあたまの現在は、結局、普通からはだいぶ離れてしまっている。そもそも、40代ともなると人生のばらつきが多すぎて「普通」についてはなすこと自体に無理があるだろう。

いままで「不登校なんてしなければ」と思ったことは、あったはずだけど、もう正直あまり覚えていない。

学校は社会のなかではだいぶ異質である

終身雇用も労働組合もないような会社で働いてきた身からすると、学校というのは、社会の中ではだいぶ異質だと思う。だめだったら見切りをつけて辞めることが、小さい友達関係のなかではあっても、クラスや学年みたいな大きめの単位だとほぼできない。学校を辞めて転校するのは例外的だ。そのうえ、構成員は精神的に未熟で、規則もやたらに多い。

なので「学校でうまくいかなければ、そのあと就職して、会社でもうまくいかない」というのは、あまり信じないほうが良い。学校は社会のなかでは特殊な環境で、それ特有の辛みも多い。私は学校はあまりうまくいかなかったけれど、会社員としてはそれなりにがんばれていると思う。