生きづらさと生き残り
わたしは工業高校に通っていたのだけど、入学する前には「工業高校には、いわゆる不良っぽい人々が多い」というのをちゃんとわかっていなかった。しかし、本当に悪い人々は学年がすすむにつれて辞めたりしてしまう。3年くらいになると「ちょっと悪ぶっていても、でもまあ卒業まできたんだから、あんまり悪くないよねえ」という、ちょっと冷めた気持ちがあったのを覚えている。
人生全体にも同じところがあって、わたしも20代くらいまでは、それなりに生きづらさや繊細さをかかえていたし、そもそも、工業高校に行った遠因のひとつは、中学を不登校していたからだけど、でも40代にもなると「生きづらいっていっても、ここまで長生きしてしまっては、ねえ」と思う。わたしは、思っていたより頑丈で器用で幸運だった。
日本人中年男性が、自分の生きづらさにフタをするのは良いことではないし、APA の Mental Health Among Asian-Americans にも、
Recent data collected from the National Latino and Asian American Study (NLAAS) found that Asian Americans have a 17.30 percent overall lifetime rate of any psychiatric disorder and a 9.19 percent 12-month rate, yet Asian Americans are three times less likely to seek mental health services than Whites.
とあるけれど、でもまあ、自分の生きづらさには「それでも、ここまでは死にませんでした」という但し書きがついてしまったなと思う。